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Channel: 山と道 U.L. HIKE&BACKPACKING BLOG
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《当日参加OK》TRAILS in 妙高

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いよいよ今週末に初開催となるTRAILS in 妙高
今僕はイベント会場で発表するニュージーランドの資料を一から作り直していている所を中断して、この告知文章を書いています。...正直眠いです。

僕らを含めてイベント関係者の大半は明日現地入りします。
東西の垣根を越えた僕たちの価値観が形になる初の野外イベントです。
準備にも熱がこもります。

出発直前に最後のあがきをしようと
このイベントの主力メンバーの一人として動いてくれたトレイルズの佐井さんから参加関係者から集めたさらなる詳細なイベント内容が届いたので皆様とシェアさせていただきます。
正直、このイベントに参加する関係者は、こんな仕事に関わっている人達だからこそ、みんな個性的だし、ひとつのイベントにまとめていくのって本当に大変だったと思います。もうかる事なんて、目の前には何も無いしね。それでもこうやって、形になっていったのは、みんなこのカルチャーを愛しているからなんだな。としみじみと夜遅くに感じている次第です。

一回目のイベントだから、もしかしたら失敗するかもしれない。
 でも一回目にしか味わえない何かがあると思います。 
その何かを感じれるイベントになるのではないかと僕自身楽しみにしています。
では以下届いたホクホクの内容を。


《当日参加OK》 
20以上のショップ、メーカーによる展示・即売会”TRAILS OUTDOOR SHOW!”







いよいよ今週末に初開催となるTRAILS in 妙高。
実は、当日の飛び入り参加でも遊びきれないほどにたくさんのコンテンツがあります。
皆さんが大好きなギア・ウェア・雑誌など、20以上のショップやメーカーによる展示・即売会をおこなうTRAILS OUTSOOR SHOW!
妙高の地で初めてお披露目となる製品からTRAILSだけのスペシャル価格まで。
各ショップ、メーカーさんから熱の入った内容を少しだけご紹介。


TRAILS OUTDOOR SHOW(展示&即売会)


SkyHighMountainWorks
 
・SHMW新作オリジナルスリーピングバッグのSkyHIghBag300&SkyHighDwonQuilt150、MinimalistPantsの新色展示即売&予約会
・SHMWオリジナルアイテムのスリーピングバッグ&キルト、ダウンパンツ&ブーティのサンプル即売会
・コアブランドのお買い得アイテム即売会



Hiker's Depot/Highland Designs
 
Gossamer Gear、ULA、Hyperlite Mountain Gearウルトラライトを代表する3メーカーの主要バックパックをラインナップ。
またHighland DesignsのUDD超撥水ダウン搭載の冬季用スリーピングバッグが遂に登場、サンプル初公開です。
シェルターではARAI TENTに別注、実測1038gの防水透湿素材採用のシングルウォールドームテントが登場。
実物をじっくりご覧いただいた上でTrails Specisal Priceにて現地限定受注会を開催いたします。

 
Moonlightgear
 
バイヤー千代田が担当するアクティビティ「ものぐさハイクのススメ」で実際に紹介した宿泊スタイルは期間中実際に寝てみたりテントは建ててみたりができるように展示します。
また展示品の中から一部アイテムは実際にその場で購入(クレジット決済のみ)できます。
オリジナル商品や別注品のサンプルも展示予定です。



株式会社LOTUS 

ALTRA, DRYMAX, LUNA SANDALS, EXOTAC, AGG, 110% 代理店
 
スペシャルゲスト:ベアフット・テッド
書籍:走る為に生まれた(BORN TO RUN)で有名な強烈キャラクター、テッドがイベントに来ます!
現在大人気のルナサンダルの手作りキットをアメリカから持参し、参加者の皆さんと一緒にカスタムサンダルを作成し、そのサンダルで「ナチュラルラン&ハイキング」のイベントを行います。当日の参加でも一緒に走ったり歩く為のミニマリストシューズの貸し出しが出来ますので、当日日帰りでもご参加ください。アルトラシューズのトレイル、ロードシューズの試し履き&即売会を行います。ファストパッキングに最適のスリーピングマット、クライミットも出品いたします。サンプル品や、X品もあります。
 

OMM
 
最新ウエアの展示・販売さらに少量ですが撮影サンプル品のセール(クレジット決済のみ)を実施。
ファストパッキングに適した中型ザックを実際の荷物を入れた状態で背負える機会もご提供。


PaaGoWORKS 
 
来春発売予定のCARGO40と20を展示。従来のコンセプトを受け継ぎながらもよりタフな道具として進化しました。
実際に背負って、新しいCARGOの可能性を感じていただけます。トレランパックのプロトタイプを展示。 
パーゴらしいユニークで合理的なデザインを提案します。ハイクでもランでもカヤックでもMTBでも使える、まったく新しいコンセプトのトレイル・バイザー(仮称)を展示。ワークショップで実際に手作りしていただけます。


SUNWEST
Hoka oneone, ENO, Feetures!, Sazzi, Missionworkshop, Point6, Arc'teryx代理店

Eno :海でも山でも、テントの代わりとしても使える携帯性の高いハンモックを展示販売
Feetures!:全米で圧倒的に支持が多いランソックスと足底筋ケアアイテムの紹介販売
Sazzi :Tevaの創始者が立ち上げた革新的新サンダルブランド!(走れる5本指サンダル⁈)とアメリカで人気の新ブランドを紹介販売
Hoka oneone:新感覚のシューズ試し履きと14年モデルのご紹介

 
  
山と道

山と道プロダクツの展示をメインに一部商品を販売致します。
バックパックのカスタムオーダーをご検討のお客様は、生地の見本をご覧いただき、バックパックのフィッティングをさせていただきます。
山と道 5-POCKETS SHORTSを少数販売いたします。色はネイビとオリーブのみです。基本Mサイズのみ。またスタッフパックシリーズS,L,XLそれぞれ各10個づつ販売致します。イベント会場に限り消費税はサービス致します。 

 

Hariyama Productions
 
少量ですが、Hariyama Productionsのプロダクト販売(coin case, oinari, 手拭いなど)。また今後販売を予定しているバックパックの展示を予定しています
普段手に取って見ていただける機会がありませんので、この機会に是非ブースへお話がてら遊びにきて頂ければと思います
手拭いとバックパックは初めてのお披露目となります。
 

 OGAWAND
 
〈バックパック-OWN〉をはじめとしたOGAWANDの商品全てを展示予定。
〈OWN〉の容量増減のシステムやフィッテイングアドバイス、各オプションの使い方など、一番の使用者でもある制作者自らが丁寧にご説明します。
未発表カラーのグリーンも初お披露目。どこよりも早く実物が見られるチャンスです!
 

Peace Mountaineering/Peace Café
 
芦屋川駅ではお馴染みとなってきたBeyond氏の手がけるスマートフォンのアウトドアでの変幻自在スタンドHardCorePodの販売。
今回初となる、Beyond氏がこの日のためにブレンドしたHARDCORE BLENDをPeace Cafeとしてオープン!ピースカフェオリジナルブレンドコーヒー ハードコアブレンド。
ディープでストロング、濃厚な味わいなのにスッキリとした飲み味と甘い余韻でついついもう一杯欲しくなるコーヒーです。ブラックコーヒーが苦手な人でもなぜかブラックで味わいたくなる不思議な魅力をもったオリジナルブレンドです。
 

 M・R・H・C

トレイルランニング、ライトウェイトハイキング、BCスノーボードアイテムに特化した秋冬モノアイテム満載のコアなフリーマーケット今回も圧倒的な物量と価格でレアで使える良いアイテムを沢山持って行きます!初日は自分らMRHCがどうトレイルランニングという遊びに出会い、趣味という領域から、いかにライフスタイルとしてのアクティビティになっていったか、ナチュラルランニングというスタイルがどう自分たちの生活や山行に影響を与えて、面白いライフスタイルになっていったかをMRHCメンバーでアツく語ります!飛び入り参加OK!
二日目はMRHC+Lotus+BarefootTEDの約10kmほどのミニマリストレースを開催!ドロップ差が1cm以下のシューズ限定のナチュラルランナーのための楽しいレース。
当日飛び入りもOK!あのベアフットテッドやTRAILSの仕掛人たちと一緒にHAPPYに走りましょう!上位者と飛び賞もありますのでぜひご参加を!
 

TRAILS

展示&即売会では、初お披露目となるTRAILSオリジナルTシャツを販売いたします。シンプルにロゴをあしらったロゴTシャツとteamTRAILSのイラストレーター清水将司とTRAILSコンセプトをイラストで表現したイラストTシャツご用意いたしました。
カルチャーコンテンツとしては、Hiker’s Depotオーナー土屋智哉氏×SkyHighMountainWorksオーナー北野拓也氏のスペシャルトーク&スライドショー「これからのトレイルカルチャーについて、世界中のアウトドアファンが熱狂する映画祭BANFF MOUNTAIN FILM FESTIVAL スピンオフ企画として2010年〜2013年の作品の中からTRAILSお気に入りの7作品を上映します。TRAILS(トレイルズ)はハイキング、トレイルランニングなど、トレイルにまつわるさまざまな遊びにおいて必要となる
アウトドアギアやトレイルのレビュー、旅の話など。トレイルで遊ぶことが大好きな人達のための情報をジャンルフリーで提供する ”トレイルカルチャーウェブマガジンです。TRAILSウェブサイトも年内にオープンします。


とい鍼灸整骨院
 
「ランニング Lab ~身体の相談会」ケガでお悩みの方、履いている靴が自身に合っているのか、ランニングフォーム、トレーニングなどの相談と治療、対処の仕方などトレイルランナーからハイカーまで500円のワンコイン相談会


スペクテイター 
 
雑誌『スペクテイター』ブースでは〈ハイカーズデポ〉土屋智哉さん、〈スカイハイ・マウンテンワークス〉北野拓也さんのロング・インタビュー〈MYOG JAPAN〉記事などを掲載した「アウトサイド号」を販売します。




よくあるご質問
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Q:当日参加できるコンテンツはありますか?

A:ございます。定員のないカルチャー系コンテンツや展示即売会などをお楽しみください。

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Q:会場への入場は有料ですか?

A:無料でご入場いただけます。展示即売会TRAILS OUTDOOR SHOWなどお楽しみください。

    空き枠次第ではアクティビティの参加も可能です。当日会場のTRAILS本部までお問い合わせください。

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Q:飲食の販売はありますか?

A:ございます。地元のお米を使ったおにぎり、笹寿司や地酒試飲セットを販売いたします。

   数量に限りがございますので売り切れが予想されます。キャンプ泊のお客様に関しましては

   滞在日程分のお食事をご用意の上ご参加ください。

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Q:焚き火の利用はできますか?

A:ご利用いただけます。焚き火台を必ずご利用ください。蒔きのご用意はございません。
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Q:食材は会場で販売してますか?

A:販売しておりません。事前にご用意の上、ご来場ください。

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Q:ゴミ捨て場はありますか?

A:ございません。トレイル同様、ゴミは全てお持ちかえりください。

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Q:駐車場からキャンプ場までの距離は遠いいですか?

A:大人の足で10分前後離れた場所になります。バックパックにおさまるお荷物でおこしください。

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Q:JR関山駅からの送迎はありますか?

A:ございます。完全予約制となっておりますので妙高パインバレーに直接ご連絡ください

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Q:駐車場はありますか?

A::ございます。妙高パインバレーの駐車場をご利用ください。

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JMT 由美子のメモ DAY04

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8/31 (土) DAY04

Tuolumne Camp Site Donohue Pass越えて2.6マイルの平原

6:30 起床
~朝ごはん。津田さんと共に。
朝になってもけむたい。 

8:30頃 出発 
LyellUpper Lyellを越えて
16:15頃 Donohue Pass頂上。
18:00頃 
Donohue Passから2.6マイルくらいの所でキャンプ。

一日中山火事の煙がきつい。
美しいライエルが残念。
ライエルで釣りをするけどまったく釣れず。

アッパーライエルまでが遠い。
こんなに遠かったか?
前回のアッパーライエルの記憶が無い。
一体どこがドノヒュー?
ドノヒューパスまでの登りが遠くてキツすぎる。
ドノヒューパスがこんなに寂しい所だったかな?
前回のドノヒューパスと違う感じがするのは
雪が無いから?
テン場が黒部五郎岳を降りた所に
なんとなく似ている。
ドノヒューパスは寒かったけど、

テン場は思ったより暖かい。



トゥオルミーのストアの裏にあるバックパッカーズキャンプサイトに泊まる。バックパッカーキャンプサイトは基本セルフで、指定の封筒に料金(一人$5)を入れる。(夏目)
 

PCTJMTが合流する。(夏目)


朝の霧ではなく、山火事の煙。どんどんと煙が酷くなっていく。(夏目)


森の中でバンビに出会う。今年はバンビ連れの親子に良く出会った。そんな季節なのだろうか(夏目)


写真でみるとなんだか雰囲気があるが....ライエルはもっと美しい場所だった。(夏目)

  
煙たくて、バンダナを巻いて歩く。(夏目)


煙たくても初テンカラに挑戦。不発。(夏目)



Upper Lyellを越えても煙たさは無くならない。標高が上がれば煙も無くなると思っていたけど...(夏目)



Donohue Pass

3370m 前に来たときは雪の中だった。(夏目)
左のONEにはベア缶が二つ入っている。 





峠を越えても煙は無くならない。風向きによって、ヨセミテの山火事の煙は遠くまでくるのだろうか。今日も少し歩き過ぎてしまったかもしれない。由美子がまた体調を崩してしまった。...明日はどうなるだろうと思った
(夏目)


朝:

ホットドッグ(夏目)
ソーセージ リンゴジュース(由美子)

行動食: クリフバー x 2(夏目)

ジェル(由美子)
ポテチ、オレンジ

昼: タイラーメンx1袋 2人で


夜: ツナ+トマト+キノコ+オーツ+クスクス

味付けガーリックソルト+ホワイトソース

夕飯は胃痛の為にまったく食べれず。(由美子) お昼に食べたトゥオルミーで買ったオレンジがすごく美味しかった。


JMT 由美子のメモ DAY05

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9/1(日)DAY05

Donohue Pass越えて2.6マイルの平原〜Shadow Lake

8:15 平原のテント場出発
 〜 
Thousand Island Lake  
釣りをするもつれず。
Ruby Lake ごはん、つり。つれず。
Garnet Lake 泳ぐ(夏目)
 〜
17:00頃 Shadow Lake つり。つれず。

The JMTなサウザンドアイランドレイク。テント指定地どんなかなーと のぞきに行ったけれど湖沿いは禁止だからイマイチなかんじ。わりとのんびりと湖で休みつついくつか湖を越えてあるく。

サウザンドアイランドレイクすぎてからの小さな湖のほうが、のんびり出来て好き。
けむりは、朝起きたらすっかりなくなっていた。

朝〜2時頃までは食欲があるんだけど
夕方過ぎると疲れなのか食欲がわかない。食べたいものは果実とかゼリーとかさっぱりしたものだけれど、ないし...。

今日も魚はつれなかった....。魚影みえず。
レッズメドウからマンモスまではバスがあるんじゃなかったか?
どうするかな。帰るか、進むか。
とりあえずレッズメドウでフルーツ買いたい。



ハイキングの前半は大体日の出の1時間前に起きていた。(夏目)

 Island Pass

前回泊まったアイランドパス。とても静かでバナーピークが良く見える。わりと宿泊地におススメかも。(夏目)


 Thousand Island Lake


湖があれば釣りをする...まったく釣れず。前に来たときには初ルアーで入れ食いだったのに...初テンカラが釣れないのか、すでに晩夏で釣り尽くした後だったからか?(夏目)


Garnet Lake

見た目はサウザンドアイランドレイクと似ている。 山を越えるたびに湖が姿を表す。アクセスも容易でJMT屈指の人気セクション。



 すっごく暑いのでこれは泳ぐしかない。(夏目)


 Shadow Lake

対岸にヘッドライトの光。隣の湖畔には犬連れのキャンパー。 湖沿いに数組が泊まっているようだ。翌朝レッズメドウ側の看板にキャンプ禁止と書いてあってギャフン。 よくパーミットの規則を読んでみるとキャンプ禁止地区にシャドウレイクも書いてあった。(夏目)


食事

朝:
夏目 オーツ+トマト+ベーコン(ガーリックソルト+クリーム味)
由美子 オレンジ一個

行動食メモし忘れ

昼:
2人でメキシカンチリライス 半分
まあまあおいしい。

夜:
オーツ+トマト+ツナ+ベーコン (味)しお+クリーム(ひとくちだけ)
ポテチ&白ワインすこし


JMT 由美子のメモ DAY06

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9/2(金) 晴天
Shadow Lake 〜Reds Meadow〜Crater Meadow

Shadow Lakeはテント禁止だった。

7:00 出発

40分かけて急坂をのぼる。前回泣きが入る程つらかったスイッチバックを割ともくもくと登る。元気のいい朝だったからかな。

途中のJohnstone LK近くの川で釣り。一匹釣る(由美子)

レンジャーステーションからバスにのる。楽ちん。 無料。

11:30 Reds Meadow Resort着
シャワー、食事、補給
タダの温泉シャワーはもうないらしく、Reds Meadow Resortで1人7ドルでシャワーを借りる。新しくてキレイ。時間制限無し。

アイスおいしかった。
くだものを買う。りんごx2

14: 30頃 Reds Meadow Resortを出発
ひざし強い坂をスイッチバック切りながらえんえんと。

16: 30頃 坂をのぼり切った小川沿いでキャンプ。洗濯、魚釣り。ストックに糸をたらして針をつけた竿で釣る。すごい簡単につれてびびる。  
1匹Get→ 蒸し焼きにして食べるけれど殺すのがかわいそうな割に、味もなんだか苦手でかわいそうな事をした。

食欲が戻って来た。






由美子が最初に魚を釣った。(夏目)



すごく美味しかったけど、色々と慣れてしまったのか、前回食べた時ほどの感動は無かったな...。(夏目)


 レッズメドウから街に降りる人が余った食料や余分な荷物をおいていく。
箱一杯の食料等から、美味しそうなハイキングフードやトイレットペーパーなどをゲットする。(夏目)

 Reds Meadow Resort

見た事が無い初期のゴーライト(ダクトテープで色々と補修をしていた)、シックスムーンなどを持っているハイカーを見る。これまでにもゴッサマーギアや初期のMLDを背負っている人(アルトラの靴をほめられた)をみかけた。ここで多くのハイカーは食料を補給しているようだ。(夏目)



各ジプロックには内容物、調理方法が細かく書いてある。
自分たちには無いまめさに感心する。(夏目)


まだ一匹も釣れない僕の横で、ストックに糸を釣らして楽々と魚を釣る由美子。(夏目)


食事

朝:
なにも食べず

行動食:
ポテチ、ジェル(由美子)

昼:
BLTサンド&オレンジジュース(由美子)
Wチーズバーガー&オレンジジュース(夏目)
Beer + アイス

夜:
レッズメドウのハイカーボックスからもらったクリームチーズパスタ
量多いけどおいしい。
魚蒸し焼き
白ワイン



JMT 由美子のメモ DAY07

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9/3(火)くもり、雨、雷、ひょう


川辺のテント場〜Silver Pass手前で雨の為ビバーク

7:00 頃出発

Purple LK
LK バージニア 前回道まちがえて通らなかった。すごく良い。

4:30頃 Silver Pass手前で雨の為ビバーク
今晩はここに眠る。

パープルLK手前で日本人ハイカーMさんに会う。
大きなBackPackに麦わら帽子スタイル。
やっぱり会えた。
Silver Passに向かう途中で前回同様天気があやしくなり、雨、雷、ひょうと全く良くなる気がせず、テン場さがして早めに休む。どしゃぶりで、ツェルトもゆがむし、寝袋濡れるし、床は少々水びたしでへこんだ。ビビがあれば...。6時過ぎに雨も上がり、そのすきにツェルトをきれいにはり直して床を拭いて2人でも快適に眠れそうな状態には出来たかも。夜は雨ふらないでほしい。
 今後はポール4本のはり方がいいかも。広くなるし。





見晴らしの良い山肌をずっと歩いていく。(夏目)



トゥオルミーメドウでお会いした津田さんに会うかも。と教えていただいていたMさんに出会う。JMTをスルーハイクするための全ての食料と燃料をもって歩いていく。この旅に必要な全ての家を持って歩いていく。独自のテンポ。独自のバックパック。雰囲気のある方でした。この後にもトレイルでお会いする事が出来ました。(夏目)



 
Purple LK


Virginia LK


雨をしのぐ為に大きな木の下で休憩をしていると、誰かがフラッシュを焚いたと思った。カメラ?と思った瞬間にドカンと爆弾が落ちる様な音が破裂した。すぐ近くに雷が落ちたようだ。前回もこのシルバーパスの近くで夕立ちのような大雨と雷とひょうに出会った。山の中の雷は怖い。生死を自然に握られているように少し思う。(夏目)

雨処理をしていないので、雨漏りをする。雨漏りをするポイントにジプロックを置いてクリア。(夏目)  


雨の経験を経て4本張りを体得。空間の広さすごいよ。(夏目)


食事

行動食で
クリフバー(夏目)
ナッツ(由美子)

昼:
ラーメンチキン味1袋(由美子)
ラーメンスープ+オーツ(夏目)
りんごx1
くだものは美味しい。
ゴミになるので明日で食べおさめ.....。

夜:
クスクス+オーツ
レモン味のツナ
きのこ
ガーリックソルト
クリームソース

ポテチ&リンゴ1個

JMT 由美子のメモ DAY08

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9/4(水)DAY08 晴れ

Silver Pass 手前〜VVR

7:15頃

8:45 Silver Pass頂上 

途中でぬれた寝袋、テントをかわかしながら大休憩。

MONO CREEK TRAIL
釣りしつつ、のんびりすすむ。
途中、やたらと軽装のハイカー何組かとすれちがう。
VVRからにしては遠いし、いったいどこから?

5:40 VVR着


午前中は快調。Silver Passも思ったより早く通過。
午後から日射しが強くなり、ひあがったエジソンLK
みつつ、バテバテでVVRへ向かう。
ボートだとすぐなのを知っているだけにしんどかった。
ボートの動いていないVVRはとてもすいていた。

荷物を受け取って、ビールを飲んで、シャワーをあびてごはん。
スルーハイカーはビール1本サービス。ありがと〜!
シャワーとトイレが新しくなっていた。
OZ(オーストラリア)のハイカーが多かった。 
ジプロック、バンドエイド、生理用品が一個から売っているのはうれしい。
焚き火の所でファイヤーマンたちとしゃべる。
ブッダとか。東洋思想の事。
本棚に村上教授の本発見。
ようやくデポしていた日本食&ウイスキーが手に入った!!

 Silver Pass


 濡れたものは良く乾かさないと気持ちよくない。(夏目)


前回嵐と雷におびえて逃げた場所はどこだったかと思い出しながら歩いた。(夏目)


 VVRはJMT/PCTの補給地点の一つ。ルートから少し離れるが、通常はエジソンレイクをボートで往復する水上バスが動いてる。今年は水不足の為にエジソンレイクが干上がってしまった。出発直前にその情報を得てはいたけど、大きな湖だけに、砂嵐が巻いている湖を見て驚いた。今回唯一の補給をこの場所に空輸していたのでとりにむかう。(夏目)

VVR


上手いビールが揃っている。よくわかっているよVVRは!ディナーで「最高の地ビールをください。」と聞いたらメニューに載っていないのを出してくれた。それがまた美味かった。左のは違うけど、こいつも美味かった! IPA大好き。(夏目)


なんだかぐっと心を捕まえられるメッセージ。僕はもう一度このメッセージを見にきたかったんだ。(夏目)


焚き火を囲んでハイカートーク。かとおもいきや、山火事に備えて待機していた消防士一団と仲良くトーク。その中のリーダーが東洋思想が好きらしく、ブッダや、道教や、輪廻など、酒トークで盛り上がった。そのリーダーが道を漢字で書いて、道教を説明してくれたのはうれしかったな。「人が一点を見据えて道を行く。」僕は酔っぱらって、その1点は視点であって、点は無数に存在するという事をなんとか説明しようとしていた。同じ答えなのかもしれないのに...。僕たちの名前が山と道で、会社名にその「道」が入っているんだよ。と伝えた事を思い出す。いい言葉をたくさん教えてもらえた。また違う形でその言葉を形にしていきたい。(夏目)


食事

行動食:
スニッカーズ

昼:
ポテチ

夕方:
ビール
サラミ

夜:
ビーフステーキ(夏目)
ビール
ワイン

ポークステーキ(由美子)
ビール
コーヒー


VVRのボート、先週はうごいていたらしいけど、
本当に? 完全に干上がっていたし。信じられん。



注:このメモはハイク中に毎晩由美子が書いたメモを書き起しています。
赤字は実際にメモで赤字でした。写真の注釈は夏目が書いております。

JMT 由美子のメモ DAY09

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9/5(木)晴

BEAR CREEK TRAIL HEAD〜ROSE MARIE MEADOW

7:00 起床
8:00 頃 VVRで朝ごはん&CHECK OUT。
〜車でトレイルヘッドまで送ってもらう
9:50  BEAR CREEK TRAIL HEAD
〜川辺で休み休みのぼる。
OZ Hiker達に軽そうでいいねと言われる。
彼等はすごい荷物だった。

13:15 JMTとの合流地点
17:30 ROSE MARIE MEADOW着
MARIE LK目指したけど疲れていたので手前の良さげな場所でキャンプ。この奥テン場かな?と思って進むと大抵よさげなテン場がある。
きれいな小川沿いで夕飯。魚はいるけどつれなかった。

天気は良いけど昨日程暑くもなく気持ちよいトレイル。
Bear Creekをみつつ進んだり、ポプラ(?)の森の中を歩いたり。

3年前に落ちた川が予想通りすごく水が少なくてひょうしぬけ。今日もまた石を渡りながら川を渡れた。まだ靴はぬれていない。

成田で買ったおーいお茶の素がすごく美味しくてありがたい。



基本大体揃っているVVR。でも時と場合によっては食料が在庫切れで入手出来ない事もあるらしいです。
(夏目)


 パックウェイト13kg水含まず。水を含むと14kgぐらいだろうか...。最大耐荷重11kgのONEに対して、2人分の食料を積んでいるので、あきらかに荷重オーバー。この後所々故障してリペアテープで補修しながらハイクを続けた。ここから約10日間の無補給のハイク。他のOZハイカーのバックパックは25kg~30kgぐらいだった。

前半が終わり、後半のハイクがはじまった。ようやく半分。


VVRでトレイルヘッドまで送るサービスをしていた。通常水上ボートを使って分岐近くまで戻るけど、湖が干上がっているので、別のトレイルからJMTの分岐まで戻る。VVRは雰囲気もいいので、行くとしたら必ず寄りたいと思うけど以外とお金もかかる。


バックパックの後ろに付けていたストレッチコードをショルダーに装着。コンパクトなストックをフォールドするのに丁度良い。由美子の真似をした。けっこうお気に入のスタイル。(夏目)


丸い葉がさらさらと揺れる音が森中に響き最高に気持ちが良い。(夏目)


やっぱり暑いので、何度か泳ぎながら川沿いを歩く。このトレイル最高。(夏目)


前回来たときに由美子が川に流されたポイント。
全く水も無い。今の所渡渉するポイントは一つも無かった。(夏目)


ストック4本使い。床も6角形に張って、真ん中が開くような感じで広く張る(夏目)



朝:VVRのCAFE
トースト&目玉焼き&カリカリベーコン(夏目)
パンケーキx2(多い)多すぎる...。(由美子)

昼:行動食
クリフバーx半分(夏目)
ジャイアントコーンちょっと 
クリフバーひとくち(由美子)

夜:
カップヌードルシーフードx1コ(2人で)
メキシカンチリ残り半分+クスクス+しお味
ビーフジャーキー
ウィスキーちょびっと
コーヒー(スタバ)うまい!!



注:このメモはハイク中に毎晩由美子が書いたメモを書き起しています。
赤字は実際にメモで赤字でした。写真の注釈は夏目が書いております。

JMT 由美子のメモ DAY10

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9/6(金)晴れ

Rosemarie Medow ~
MAP6 8480ft分岐の手前 橋を渡った所(ストーンサークルあり)

7:00 頃 テン場出発
Marie Lakeで朝ごはん&釣りー釣れない。

この辺魚多い
Selden Pass →さくっとこえる。
Heart Lakeでつり→夏目魚Get.→たぶんドイツ人ハイカー親子と何度も抜きつ抜かれつ。
Muir Trail Ranchは寄らない。
Map7 8400ft~7920ftまで下がりつつ行く道...水がなく、暑くてかなりつらかった。灼熱。 

わらじ&なめし革のバックパックのハイカーが!! 自由!!

Kings Canyon Natioal Parkに入る分岐の橋の所でやっと水が!!! 暑すぎてこの旅で初めて泳ぐ。すごい気持ち良くてやみつきになりそう。思ったより深くてあせる。
一瞬泳いだだけなのにすごい脱力感&疲労感。

16:00 今日のテン場着。先に行く気力体力なし。
 テントはって、洗濯してまったりいい雰囲気の森と川沿い。

  

 Marie Lake
 
 
所謂ねこまんま。


初ゲット!(夏目)





朝:

焼き玄米にみそ汁x2袋
スタバコーヒー


行動食&昼:
夏目:クリフバー1個
由美子:ドライフルーツ、シリアルBar (まずい)


夜:
服部先生のチキンカレー+焼き玄米+シーチキン残り
珈琲
ビーフジャーキー
ウィスキー

夏目:さらにオーツ+クスクスちょびっと(ベーコン、トマト、クリーム塩)


第3回鎌倉ハイカーズミーティング

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満員御礼 ご予約のお客様ありがとうございます。


第三回目となる鎌倉ハイカーズミーティングを開催致します。
2011年の第一回目の開催から3年目。
このイベントを通じて出会い一緒にハイクに行くようになったハイカーも何組といる事でしょう。
ハイカー同士の交流、情報交換、講習、プレゼンテーションの数々、そして日本の酒と肴...。
お客様ご自身で鎌倉のハイクと共にこのイベントを体験しにきてください。

日時:11月23日(土)国民勤労感謝の日
時間:11:00 ~ 18:30 (入場時間制限11:00 ~ 16:00まで)
*「植物学者と歩く鎌倉ぶらハイク」をのぞく

入場料:1500円
 場所:たからの庭 アクセス:北鎌倉駅徒歩10分
http://takaranoniwa.com/about/#access

定員:100名
*予約定員制とさせていただきます。お申し込み先着順となりますのでご了承下い。

お申し込み方法と流れ:
予約お申し込みは山と道オンラインショップからお申し込みください。

チケットなどの発送はございません。ご注意ください。

お申し込みはコチラ


1)入場料の1500円は当日現金にてお支払いいただきます。
2)定員枠のあるアクティビティを一つ事前予約いただけます。


予約申し込み受付期間:~11月20日(水)




アクティビィティに関する注意事項に関して
1)アクティビティは定員枠の設定がございます。
2)お申し込み時に先着順となりますが希望するアクティビティを1件予約申し込みを行えます。
3)定員枠に達成していないアクティビティに関しましては当日先着順にて参加可能です。
4)予約満了となったアクティビティに関しては当日参加体験出来ない事もございます。
5)入場料とは別途参加費用がかかるアクティビティがございます。
6)アクティビティに参加するにあたってお客様ご自身で当日ご用意いただく物などございます。くわしくは下記の各アクティビティ内容をご参照ください。
7)各アクティビティへは自己責任にて参加いただくようにお願い致します。参加した事によるお客様ご自身の損害に関しましては私どもは責任を負いかねます。



<タイムテーブル>


各イベントの開催時間・内容は予告無く変更する事もございます。ご了承ください。




<出展予定メーカー&ショップ>



*商品の展示及び物販等を行います。後日詳細をアップする予定です。

Highland Designs(Hiker's Depot)
Moonlightgear
OMM
株式会社LOTUS - ALTRA, DRYMAX, LUNA SANDALS, EXOTAC, AGG,
Hariyama Productions
Sanpo Fun Light Gear
TRAILS
山と道



<アクティビティ>



「タープ講習」先生:BB 各回定員:15

未経験者向けの講習になります。実際に皆さんでタープを立てる体験講習です。タープは軽さだけが魅力ではありません。シンプルな構造、自然との一体感、ハイカーの知恵と経験が問われる楽しい道具です。また、立てるのが難しいと思われているタープですが、慣れてしまえばテントよりも数段早く設営、撤収が出来るストレスレスな優れた道具でもあります。タープを立てた事が無いみなさん。この講習を通してタープの魅力に触れてみてはいかがでしょうか?またタープを立てる事が出来ればツェルトやシェルターなど様々なUL道具を立てる事が出来るようになります。



第二回のイベントの様子や前回BBさんが発表された資料をコチラから読む事も出来ます。




BB
2004年から2008年までアメリカサンフランシスコで暮らしJohn Muir Trailも全行程歩くなど、ハイカー「BB」としてU.L.ハイキングを早くから実践。日本のハイカーの定番的な道具として使われるようになった山用のサコッシュの原点となる「ハイカーズデポ ハイカーサコッシュ"BB"スタイル」の産みの親。






「ナチュラルラン+ハイク 基本講習」 各回定員:15名
先生:福地孝(トレーナー兼 アメリカナチュラルランニングコーチ有資格者 

アルトラ、ルナサンダルの日本の代理店をしている株式会社 ロータスの福地孝さんをお招きします。鎌倉のトレイルを裸足で走り、歩く事を通して『ナチュラルラン+ハイク』を学びます。 *裸足で野山を走る/歩きますので参加される際にはご注意ください。

これまでハイカットの登山靴をはいていたけれども、ローカットシューズで歩いてみたいと思う方、既にローカットシューズでハイクを楽しんでいるけど、よりミニマルなシューズを試してみたいという方は多くいらっしゃると思います。その多くの方々に共通する不安として足や膝への負担があるのではないでしょうか?『ナチュラルラン+ハイク  基本講習』は裸足で実際に走り、歩く事を通して「自然に歩くとはどういった行為なのか?」「ベアフット、ミッドフット/フォアフットの歩き方」「従来の靴 や歩き方の問題点」「身体に良いフォーム」「膝や足の使い方」などを学びます。歩くという事を見つめ直す良い機会です。またすでにミニマルなシューズを愛用 されている方も、より歩くという行為を楽しむ、理解出来る機会になると思います。(夏目)

  福地孝(トレーナー兼 アメリカナチュラルランニングコーチ有資格者)
アメリカで運動生理学を学んだ後、トレーナーとして活躍。ウルトラライトハイキング、パックラフティングなどのアウトドアスポーツを趣味とするため、アス リートだけでなくハイカーへの理解も深い。ベアフットランニング、フォアフットランニング、ナチュラルランニングなどと称される現在のランニングムーブメ ントの方向性にトレーナーとしてまたハイカーとして可能性を感じ、日本のトレーナーとも連携している。




「MYOG 自作アルコールストーブを作ろう」 各回定員7名 

先生:寺澤英明 a.k.a. ULG(山より道具)

制作時間:30分~60分程。 
製作するストーブ:五徳不要のサイドバーナーを予定。
参加費用:100円(入場料別途)

ご用意いただく物:
1.ビールかコーラなど炭酸が強い系の薄い空き缶大(500cc)を潰さずに持参。
2.My湯沸かしコッヘル&カップ
3.コーヒー粉やお茶など。(湯を湧かして飲む為に)

第2回鎌倉ハイカーズミーティングで好評を得た「山より道具」のアルコールストーブを作るワークショップを今回も開催します!!  (夏目)

前回の開催の様子はコチラからご覧いただけます。




寺澤英明 a.k.a. ULG(山より道具)

山に行きたしヒマは無し..blog「山より道具」の人、ULGこと寺澤英明。 UL山道具の収集と自作の中でオリジナルアルコールストーブも多数作成し、ハイキングに実戦投入している。 2012年3月、ウルトラライトハイキングギア(山と渓谷社)を上梓。
 









「シルクスクリーンワークショップ」 各回定員10~15名 


先生:三浦卓也(Hariyama Productions)


第3回鎌倉ハイカーズミーティングの記念デザインを作成しました。ハリヤマプロダクションの三浦卓也さんの指導の元、シルクスクリーンでTシャツなどのウェア、トート、バンダナなど好きな所に印刷をしていただく事が出来ます。あなただけのオリジナルのKHM(鎌倉ハイカーズミーティング)グッズを作りませんか?

1.刷る物(*注)はお客様ご自身で持参してきてください。
*数量限定でハリヤマプロダクションTシャツも販売しています。
2.水性インクを使ってお客様ご自身が印刷(シルクスクリーン)するワークショップです。インクで服が汚れる事もあるかもしれません。ご了承の上ご参加ください。

注:ナイロン製品には印刷は可能ですが、洗濯の際に印刷が剥がれる可能性がございます。ナイロン製品への印刷はお客様ご自身のご判断におまかせいたします。


印刷色:1回目11:30開催 印刷色黒 
2回目14:00開催 印刷色白 
デザインサイズ:W23cm H20cm


三浦卓也 (SHIMANE PROMOTION/Hariyama Productions
1983生。2012年、島根県出身の兄弟二人でシマネプロモーションを設立。地元島根の魅力を伝えることを目的として、兄は島根を拠点にPR戦略の提案やイベントの企画などまちづくりに携わる事業をしながら、近所や旅先でのたまの登山を趣味としている。弟は、ハリヤマプロダクションのデザイン/ギア制作を担当。「モノ」の機能を見直した独自視点からの再構築をコンセプトとしてものづくりを行う。最近は専ら走っている。






「植物学者と歩く鎌倉ぶらハイク」TRAILS x 山と道共同企画 定員10名 
植物学者:佐々木 知幸 参加料1000円(入場料とは別途)

アテンドハイカー:佐井聡/和沙(TRAILS)夏目由美子(山と道)

美しい森を歩いていると、植物についてもっと知りたいと思う事はありませんか?


 「鎌倉アルプス」と呼ばれる鎌倉北部の尾根道、天園ハイキングコースを植物学者であり北鎌倉たからの庭の“みちくさ部長”である佐々木知幸氏、山と道、TRAILSと一緒にそこに根付いた植物の存在を確認しながらゆっくりぶらぶらとハイクします。歩くことに夢中になっていると素通りしてしまいがちな存在、「トレイル上の植物たち」。今回は敢えて、その「トレイル上の植物たち」の存在にフォーカスすることで見えてくるトレイルの裏の顔に触れて行けたらと思います。鎌倉は、南に相模湾があり、東・北・西の三方を山で囲まれている天然の要塞の様になっています。その昔は鎌倉幕府の天然の要塞として機能したこの尾根道は、現代でも鎌倉で生活をされる方々にとってのハイウェイのごとく驚く程に生活によりそったトレイルとして機能しています。山頂でも159mしかない低山ですが、海を望めるほどに眺望はよく、おどろく程にワイルドな鎌倉宮からたからの庭まで約6km程度のコースから、鎌倉の意外な一面を感じていただけたらと思います。(佐井聡/TRAILS)


◯植物学者と歩く『鎌倉ぶらハイク』 

集合場所:鎌倉宮(大塔宮)の鳥居の下 
アクセス:鎌倉駅東口、東急バス[鎌20・4番]大塔宮(鎌倉宮)行、大塔宮(鎌倉宮)下車。 
スケジュール:9:00(出発:鎌倉宮)→12:00(終了:北鎌倉たからの庭) 
参加費:1000円持ち物:飲み物と行動食服装:歩きやすく、寒くない格好。多少の雨でも開催します。
備考:トイレが1ヶ所、茶屋もあります。
子供連れでのご参加もOKとなります。
*本アクティビティのみご参加いただく事も可能です。


佐々木 知幸:清右衛門/北鎌倉たからの庭みちくさ部長・造園家 大学で森林生態学を専攻。生態系を生かした空間作りを模索しつつ、とにかく好きなことを説明するのが好きな造園家。山へ行っても、植物を見るために通常の2〜3倍の時間を要するスロークライマー。うお座A型。
   








  <プレゼンテーション> 



「Hiker's Delight」 H.B.M座談会 

ハイキングブロガー5人が各々のクッカーについて、なんでこのセットなの?何を食べるの?と、ゆるくおしゃべりします。本当にゆるいので何も期待しないでください。


H.M.B
Jackie、Boo、Takemichi、Kuro、Osonからなるハイキングブロガーの集まり 。2011年にブログを通じて知り合い、同年の鎌倉ハイカーズ・ミーティング にて偶然にも初顔合わせ。年に数回、もちろんハイキングも。

Jackie:blues after hours
http://bah.cocolog-nifty.com/blog/

Boo:dub clear mountain
http://rockwithboo.blogspot.jp/

Takemichi:登ったり、漕いだり。
http://hikepedal.exblog.jp/

Kuro:RIDGE
http://one9638.blog79.fc2.com/

Oson:EASY HIKING
http://easyhiking.exblog.jp/







「山と道が歩いたニュージーランドトレイル」スピーカー:山と道 

南半球のニュージーランドはこれからがハイクのベストシーズンです。
過去2回山と道が歩いてきたニュージーランドトレイル。ハット(山小屋)、苔、原野....日本やアメリカのトレイルともまた違うニュージーランド独特のトレイルの魅力についてざっくりとまとめて話を致します。
*「トレイルズ イン 妙高」で発表した内容と同一になります。


山と道

夏目彰と夏目由美子の夫婦が営む小さなアウトドアブランド。




LOCAL TRAIL- 001「銀山トレイル」 
スピーカー:佐井(TRAILS)× 三浦(SHIMANE PROMOTION)

石見銀山から尾道まで、約400年前に整備された130kmの銀を運ぶ道。島根と広島のハイカーを中心に現代の生活道である舗装路と古の整備法で守られた自然道がいりまじる旧街道を7人でつないだ4泊5日のハイキングトリップ。

佐井聡/和沙(TRAILS)
聡(1979生)和沙(1977生)学生時代バックパッカースタイルで旅をしていた2人がウルトラライトバックパッキングという考え方に出会い、結婚を 期に夫婦でジョンミューアトレイルやオーバーラントラック等の海外トレイルをハイクトリップするようになる。最近ではパックラフティングの魅力に魅せられるなど、よりボーダーレスで家族で楽しめるトレイルライフを目指し2013年3月に10年務めた会社をドロップアウト。年内にトレイルカルチャーを発信す るウェブマガジンTRAILS(トレイルズ)をスタートさせる。 

三浦大紀/卓也(SHIMANE PROMOTION) 大紀(1980生)卓也(1983生)
2012年、島根県出身の兄弟二人でシマネプロモーションを設立。地元島根の魅力を伝えることを目的として、兄は島根を拠点にPR戦略の提案やイベントの企画などまちづくりに携わる事業をしながら、近所や旅先でのたまの登山を趣味としている。弟は、ハリヤマプロダクションのデザイン/ギア制作を担当。「モノ」の機能を見直した独自視点からの再構築をコンセプトとしてものづくりを行う。最近は専ら走っている。 
 

*2社は同郷繋がりをきっかけとして、“ハイキングで楽しみながら地元について考える”銀山街道プロジェクトを2013年スタートさせた。
*2社は同郷繋がりをきっかけとして、“ハイキングで楽しみながら地元について考える”銀山街道プロジェクトを2013年スタートさせた。






「北ア19」スピーカー:豊嶋秀樹



北アルプス19日間、山小屋も積極的に利用したツエルト泊のライトウェイトハイクの報告です。親不知〜穂高〜剱岳へとJの字を書くように歩いていきました。データ的というよりも感覚的な報告ですが、映像など交えてお話しします。



豊嶋秀樹

作品制作、空間構成、キュレーション、イベント企画などジャンル横断的な表現活動を行う。現在はgm projectsのメンバーとし手活動。山と道との共同プロジェクトである「ハイクローグ」を制作している。


HIKELOGUE01 - Yatsugatake   
HIKELOGUE02 - Onsen Hike   







「Hiker meets PACKRAFTING」 スピーカー:土屋智哉


単なる川下りの道具にとどまらず、ハイキングの可能性を広げてくれるパックラフト。
西表島、アラスカ、ワイオミングと様々な土地でのパックラフティングの記録をお楽しみいただきます。アナタも川の上でハイキングを楽しみませんか。


土屋智哉
 
 1971年埼玉県生まれ。東京三鷹にてウルトラライトハイキングとロングトレイルの専門店ハイカーズデポを営む。自らもジョンミューア トレイル、コロラド トレイルといった海外トレイルをスルーハイクしている。近年はパックラフトにも傾倒、ハイキングの可能性を広げるパートナーとして積極的に展開。2013年にはパックラフトの生まれたアラスカブルックスレンジで2週間の川下りをおこなっている。
著書「ウルトラライトハイキング」(山と渓谷社)








飲食出店 ウマミ組(日本酒と肴)


「ウマミ組とは」
~日本酒と肴で もっと「ウマイ」を遊ぼう!~

ウマイお酒が好き!
ウマイごはんが好き!
ウマイがあれば幸せ気分!
ウマイ人生万歳!

そんなウマイもの好きが集まり、
みんなでたのしく「ウマミ」を探求する会です。

ウマミ組は「こだわりの日本酒」と「日本のソウルフード=肴」がテーマ。
日本酒は、今お勧めする選りすぐりをご用意。
肴は、産地から取り寄せた旬の魚介やお野菜と、発酵食などの創作手料理でおもてなしします。



注意事項について

1)雨天でも開催を検討しておりますが、激しい雨などが予想される場合には開催を中止する事もございます。ご了承の程御願い致します。

2)北鎌倉たからの庭の近隣には民家もございます。近隣の迷惑になるような行為は差し控えていただくように御願い致します。

3) 会場には駐車場がございません。お車でこられる方は駅周辺のコインパーキングをお使いください。

4) 当日お持ちいただく物

ヘッドライト
たからの庭の立地は山の中とあまり変わりません。照明等もありませんので、イベント終了時には日も落ちてまっくらになります。お帰りになる際危険ですので、ヘッドライトなど足下を照らす道具の用意を御願い致します。

防寒具
日が暮れるとかなり寒くなります。当日は暖かい服をご用意ください。また準備が出来れば焚き火などもご用意したいと思います。火の粉などで服に穴をあけないようにご注意ください。

5)当日イベント会場でも飲食の販売を行っておりますが、他のお客様のご迷惑にならない範囲で、お客様各自でご用意いただいた飲食を食べていただく事は問題ございません。

6)お客様がお持ちなったゴミは全てお客様ご自身でお持ち帰りいただくよう御願いいたします。

7)各イベントの開催時間・内容は予告無く変更する事もございます。ご了承ください。

8)会場周辺はすばらしい鎌倉のハイキングコースがあります。ご一緒にハイクもお楽しみください。

9)鎌倉ハイカーズミーティングは有志が集まって出来上がったイベントです。お客様におかれましては節度ある態度でイベントを楽しんでいただければと思います。


お問合せについて:メールにて山と道夏目までお問い合わせください。
yamatomichi@gmail.com


第三回鎌倉ハイカーズミーティング出展メーカー紹介

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出展者様からいただけました当日の情報を少し公開させていただきます。第三回目の今年からメーカープレゼンテーションの時間を作る事にしました。

<出展メーカー>

Highland DesignsHiker's Depot
Moonlightgear
OMM
株式会社LOTUS - ALTRA, DRYMAX, LUNA SANDALS, EXOTAC, AGG,
Hariyama Productions
Sanpo Fun Light Gear
TRAILS
山と道


Highland Designs 

Highland Designsスリーピングバッグのフルラインナップ(フラップラップ、トップキルト、ダウンバッグ、ウインターダウンバッグ)を実際に手にとっていただくことが可能です。またタープ講習会と連動し、3つのオリジナルシェルター(ツェルト2ロング、スイングタープ、ライズ1プラス)も実際の設営状態をご確認いただけます。

スリーピングバッグ、シェルターについては当日ご注文分にかぎり、送料サービスにて受注をお受けいたします。


<メーカープレゼンテーション>

ウィンターダウンバッグ ¥63,000
フードレス&ジッパーレスの冬季用ULスリーピングバッグ。
超撥水ダウンUDDを採用するだけでなく、日本メーカー製ではめずらしい立体デザインを採用。湿気と連泊でもダウンのロフト減少をおさえることに成功しています。データ) 実測880g 810FPUDD520g -12相当

商品情報はコチラ








Moonlightgear

ネイチャーストーブ体験
Moonlightgearが力を入れているネイチャーストーブ類に実際に火を入れて体験が出来る場を設けます。


火付けからグリル的に使用したり、ご飯を焚いたりとストーブごとの強み、弱みを紹介しながら実際に手に取って選べる場を作ります。



OMM

<メーカープレゼンテーション>

ULハイカーから熱い視線を集めている今期のニューモデル
Aether(イーサー)シリーズとトレイルランナーから指示されるKamleika (カムレイカ)シリーズのそれぞれの紹介と ファストパッキングやスピードハイクといった新しいハイクスタイルを可能にするOMMの走れるザックの代表格CLASSICシリーズの紹介を行います。 

プレゼンさせて頂く2つのレインウエアラインの販売と
実際にファストパッキング装備を入れた状態でのザックを2個程ご用意し背負い会を行います。




Hariyama Productions








Sanpo Fun Light Gear






 2回に引き続き寺澤さんの“MYOG アルコールストーブを作ろう’’のワークショップをお手伝いさせていただきます。Sanpo CF stoveを実際に手に取って見ていただけるように展示。ご希望があればワークショップの合間を見て着火出来るようにしたいと思います。また限定ストーブを少数展示販売を予定しています。




TRAILS

トレイルカルチャー・ウェブマガジン ”TRAILS(トレイルズ)” は、トレイルに関するさまざまな情報を我々夫婦とその周辺の仲間達が中心となりジャンルフリーに発信していくメディアです。トリップレポート、ギアレビューについてだけでなく、ローカルトレイルについてなど 他のメディアでは素通りしてしまいそうな小さなトレイル上のできごとをトレイルで遊ぶことが大好きな人達のために発信していく生まれたての小さなメディアです。近々ウェブサイトをオープンする予定ですが、それまではTRAILSのfacebookページ(googleで@thetrailsmagで検索)をご覧ください。

TeamTRAILSTシャツ販売
TRAILSのロゴTシャツに加えて、TRAILSのコンセプトをイラストで表現したイラストTシャツの2種類を販売します。タイベックにプリントされ、TRAILS in妙高ではじめてお披露目となったその名もteam TRAILSのイラストTシャツを販売します。



株式会社LOTUS 

アルトラシューズ、ルナサンダル、ドライマックスなど、ランニング&ハイキング関連のフットウェアや、軽量ギアのエクソタック、クライミット及び自社商品の代理店をしています。








山と道



カスタムオーダーを検討している皆様に実際に生地を見ていただき、山と道バックパックのフィッテングを行わせていただきます。また山と道MINIや山と道 5-POCKETS SHORTSのサンプル商品の販売を行います。

<メーカープレゼンテーション>


メーカープレゼンテーションでは、ONE、MINIのパッキングを通して、山と道のバックパックについてお話をしたいと考えております。




各ブースで道具の事はもとよりハイキングの事や普段疑問に思っている事など気軽にお話されてみてはいかがでしょうか。

鎌倉宮〜獅子舞〜天園〜鎌倉ハイカーズミーティング

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植物学者と歩く「鎌倉ぶらハイク」はおかげさまで予約満了となりましたが、とても気持ちの良いトレイルです。鎌倉ハイカーズミーティングにお越しいただく際にこのトレイルから歩いてくるのはいかがでしょうか? 

鎌倉宮〜獅子舞〜天園〜たからの庭(もしくは大仏ハイキングコースヘ)



アクセス:鎌倉駅東口、東急バス[鎌20・4番]大塔宮(鎌倉宮)行、大塔宮(鎌倉宮)下車。


 
鎌倉宮から獅子舞に向かうトレイルヘッドへのアクセス。
残念ながらまだ紅葉には少し早いようですが、獅子舞は鎌倉の紅葉の名所としても有名です。



建長寺を抜けてさらに進むと明月院の方に抜けます。
坂をおりて明月院を越えるとすぐに線路に出ます。線路を越えて浄智寺を抜けると、たからの庭(もしくは大仏ハイキングコース)に着きます。


植物学者と歩く「鎌倉ぶらハイク」の下見の写真をアップします。






















海見え、豊かな森、山の茶屋。ぜひ鎌倉の山へ遊びにきてください。



山と道U.L.FramePack ONE 2013 June

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山と道U.L.FramePack ONEのカラーバリエイションを制作しました。
全て画像を加工して制作を行っておりますので、実際の色と異なる事がございます。
ブラウンの生地は在庫限りとなり先着4名様分のみの制作とさせていただきます。

今回から本体(トップ巾着部分、サイドパネル)に使われる生地をシルナイロンからウルトラシルに変更を行った他、70Dのシリコンコーティングナイロンをお選びいただけるように致しました。
準備が出来次第カスタムオーダーの受注を再開致します。
今後は色を減らし、素材のバリエイションを増やしていく予定です。






裏岩手温泉ハイク 前半

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ロングハイクの魅力の一つは、全ての道が繋がっているという事を身体で理解する事だと思う。これまで車や電車など、身体を使わない交通手段を使う事で、飛び地のように分断されてた地理感が、ロングハイクを体験する事で変わる。全ての土地は繋がっていると意識するようになる。これはとても贅沢な感覚だと思う。6月の頭に友達と歩いたハイクを振り返ろうと思いながらつらつらと思いついた事から書き始めてみる...。

僕たちは山開きする直前の東北の岩手、秋田県にまたがる裏岩手の山々を温泉に浸かりながら歩いてきました。歩いてきた山々は八幡平、岩手山、秋田駒ヶ岳になります。

 メンツは僕らと豊嶋さんの3人。3月の八ヶ岳に続き2回目のハイクローグを撮る事も今回の目的です。6月の上旬といえども、東北の山々のほとんどは山開き前、残雪も多く残っています。



5日間の温泉ハイクを歩いた日で色分けしています。

この季節の山々は、山を越えるたびに、冬なのか、春なのか、夏なのか、巡るましく季節が変わるようです。雪だと思えば、新緑に包まれた森の中でセミが鳴いていたり。


バックパックはMINIに試作中のスタッフパックXLを装着。トップストラップに連結して、バックパック上部に装着出来る8Lの容量を持つスタッフパックXLに、食料やレイン関係の道具を入れました。はじめてのニュージランドハイクからこれまで1年以上の時間をかけてテストしてきたスタイルですが、やはり便利だと思いますので、スタッフパックXLはX-pacVX03というX-pacシリーズでも一番軽量の部類に入る防水マルチレイヤー素材を使ってこの秋に発売する予定となっています。

バックパックの重量は水を含まない状態で、僕のMINIは8.4kg、嫁のMINIは5.6kg。残雪が多く残っているので用心の為にCAMPの軽量アイスアックスやクランポンも持っていく。クラウンポンは僕は刃が長めの4本爪の簡易クランポン、嫁は10本爪のKahtoola KTSスチール690を選択。シューズは僕はスポルティバのラプター、嫁はモントレイルのバッドロックのハイカット。バッドロックはアウトドライという防水素材を使ったシューズで残雪期のハイクにはとても調子良さそうだった。 
ハイクを終えてみると、残雪期のグズグズの雪には刃が長くても4本爪では全然ダメで、10本爪ぐらいないとクランポンの役目を果たしてくれなかった。


DAY01

 鎌倉出発の深夜バスにのり、新橋で豊嶋さんと合流(別々に取ったはずの席が偶然となり合わせのだったのにはお互い笑いました。)朝に田代湖に到着。駅周辺にはコンビニもなく、どこのお店もやっていない状態。バスで玉川温泉へと向かう。当初の予定では、玉川温泉からすぐに山に入る予定だったけれど予定を変更。「裏岩手の温泉ってすごいらしいよ。オンドルって知っている?」という話を皮切りに、ストイックなハイクは温泉ハイクへと変わっていきました。

玉川温泉ってこんな所

まずは到着してすぐに玉川温泉に入る。お湯は痛いぐらいに酸性が強い。
温泉の気持ち良さに深夜バスで疲れた身体が心地良く、次の温泉まで歩かないでバスに乗って行こうという事に決定。1時間後に来るバスに乗換える。



 後生掛温泉。また違った感じの泉質。昔ながらの湯治場で、オンドル小屋は大部屋の素泊まりだと安い。寝泊まり、食事をとる畳部屋の床が地熱で暖かく、寝ているだけで癒されるという天国のような場所。地産のつまみや地酒。そしてなによりも温泉たまご。美味しかった。何日も泊まりたい。

後生掛温泉ってこんな所


 後生掛温泉でゆっくりと温泉につかり、温泉たまごをつまみに、日本酒を呑み始めてからハイクをスタート。残雪の中に水芭蕉がきれに咲いている。道にはテープも無く、残雪で道も分からない。途中川に行く手を阻まれて当初考えていたルートを断念。引き返して次の温泉地まで最短ルートの道を行く事にした。


 *写真を撮り忘れたのでwebページから拝借...。

 時間も5時近くになり、終わる寸前の蒸の湯に入る。秘湯の湯会員の湯(ここも素晴らしいが、秘湯といえば玉川、後生掛の方がすごい。)当初の予定では1日目は八幡平まで行く予定だったが... 人が歩いていない残雪期の低山は、ルートが本当に分からない。夕暮れになるとどこを歩いているのか本気で分かりにくくなるので、これ以上歩くのを今晩は止める事にした。


結果1日目は道路沿いのトイレ脇で野宿決定。バスも終了し車も通らなくなる。
道路沿いの残雪の野山を歩いて一日目は終了。


DAY02

日の出と共に起きて焼き玄米で朝食を取って出発。


 八幡平までは道路脇の山道を歩くが、誰も歩かない道の為に目印もほとんど無く、GPSをたよりに八幡平を目指す。




 八幡平ガマ沼 このあたりまでは車でも入れます。


 八幡平から岩手山(写真左手)を望む。


 石沼 この周辺もあまり目印は多くなく、iPhoneのGPSをたよりに進む。残雪は
ある程度締まっていて、雪に沈む事も無く気持ちよいハイクが続く。


 斜面によっては、雪が溶けてトレイルが現れている。雪で薮が埋まっていれば、トレイルに頼らずとも地形を見ながら歩いていけるが、所々雪が無いと途端に薮に道を塞がれるからたちが悪い。


 大深山荘 出来たばかりの小屋らしく素晴らしくきれい。これで無料というのだから恐れ入る。



 
豊嶋さんはテレマーカー(テレマークスキーヤー)で、源太ヶ岳からの急斜面をシュースキー(靴で滑る事をそう命名)で滑り降りる。
僕は恐ろしかったのでアイスアックスで滑落停止姿勢で同じくシュースキーをおそるおそる試してみた。
これは面白い。



 岩手山に向けて松川温泉へと降りていく。途中、トレイルに残雪の雪解け水が流れ込み、沢と化したトレイルを進む。


 新緑の森にヒグラシのようなセミの鳴き声が響く。夏のような輝き。


 昼過ぎに松川温泉に到着。岩手山に向けてもっと歩いていこうとも考えたけど、二日目はここで終了して温泉を楽しむ事にした。


 松川温泉には地熱発電所がある。日本有数の地熱地帯らしい。


 地図にはキャンプ場が記載されていないけれども、松川温泉にはキャンプ場がある。
ハイク終了後と宴会終了後の2回に分けてそれぞれ違う温泉を楽しんできた。


僕らは、ツェルト2ロングバージョン。
豊嶋さんはウエスタンスタイルで星空を見ながら気持ち良さそうに眠っていた。


 宴会、温泉、ハイクが続く。後日後半をアップ予定。



裏岩手温泉ハイク 中編

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裏岩手のハイクも3日目に入る。
気持ち良い朝、美しいブナ林を岩手山に向けて歩き出す。





ハイクローグ撮影中の豊嶋さん。
デジカメでさらっと映像を撮られるスタイルが軽やか。出来上がりが楽しみです。


岩手山に至る稜線の地熱地帯。地面が確かに暖かい。
危険:地下空洞、落下というのが恐ろしい。


予想以上に稜線の下は雪が深く、手持ち装備では抜けるまでの時間が読めないので、バックパックをデポして、岩手山まで途中走りつつピストンする事にした。


宴会、温泉、ハイク、雪、ランと色々と楽しい。


途中雪の深い急斜面などもあり気が抜けない。全装備を置いてきてしまったので、ペットボトルをアックスとして使う豊嶋さん。「ボトルアックス」と命名。僕のイロハスのボトルはクしゃっと潰れてしまってボトルアックス利用不可でした。仕方が無いので、手刀を使ってズゴックのように斜面を登る。


歩いてきた山々を振り返る。
稜線は地面が出ているが、森に入ると雪と薮に遮られて、さながらトレイルを探すオリエンテーリングのような状態だった。


岩手山に向けての最後の急斜面をみんな思い思いに滑って楽しむ。
だいぶシュースキーも慣れてきた。


岩手山山頂 お鉢巡りは止めて戻る事にする。岩手山は流石に登山客も多かった。
帰る頃には日が一番高くなり、直射日光が厳しくかなりばてる。日射しは容赦無く体力を奪う。日を遮る傘が欲しかった。デポした場所で休憩をして出発する事にする。
かなり疲れもたまってきたので、頭のスイッチを切り替えて、軍隊っぽく歩いていく事にする。頭のスイッチを上手く切り替えられるとどこからともなく体力が湧いてくる。「点呼1.2.3出発進行!」
 


ヒャッホー!




デポした分岐から三石山荘までの道は目印もはっきりとしていてた。





三ツ石山荘 薪ストーブのあるこれまた素晴らしいロケーションの避難小屋。
裏岩手の山々の避難小屋はどこもレベルが高すぎる。温泉が僕らを待っているので、先を急ぐ事にする。


トレイルはふかふかで、素晴らしいブナ林。夕焼けが差す最高のトレイルを下る。


登山口すぐにある滝の上温泉「滝峡荘」山小屋のようでとても良い雰囲気。山中で当日予約を行った。普段は人気の宿らしく、山開き前だから当日でも予約出来たのだと思える。もちろん温泉も最高に良かった。 

秋田駒ヶ岳へと続く。



山と道 Stuff Pack XL

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山と道 Stuff Pack XL
素材:X-Pack VX03
容量:9L
サイズ:下記参照
重量:66g
標準小売価格:3300円(税抜)

バックパックに外付けして、装備容量を増やす事が出来るスタッフバック。
MINIに装着すれば、U.L.装備であれば2〜3泊のハイキングも楽しめます。

 
<使い方>


デイジーチェーンに5カ所通す穴があります。
この穴にテープを通してバックパック上部等に止めて使います。
25mmのバックルまで通してお使いいただけます。
工夫次第で様々な用途にお使いになっていただけると思います。

*注:25mmの特大のバックルなど通しにくい事もあります。




 <商品テスト報告>


 MINIに装着した山と道 Stuff Pack XL

商品テスト期間:二泊三日
トレイル:新穂高〜西穂高〜ジャンダルム〜奥穂高〜槍ヶ岳〜新穂高

メモ: この区間は、一般ルートでは日本最難関のトレイルとも言われています。この岩場の多いトレイルで自由に身体を動かす事を前提にバックパックにMINIを選択しました。ロングタイプのスリーピングマットをこのハイクで持って行く事にしたのですが、外付けするには、外付けしたマットが岩にあたり、クライミングがメインとなるこのトレイルでは危険で有効的ではないと感じました。175cmのマットを4つ折りして、パック内部に入れ込むと、パック内部の大半がマットで埋まってしまう為に、装備を適切に入れるにはMINIではパック容量が足り無くなります。そこで、入らない装備や食料等をStuff Pack XLに入れてパッキングする事で、MINIでも2泊3日の装備でジャンダルムを目指す事が出来ました。また、Stuff Pack XLをかっちりとホールドする事で、クライミング時でも問題無く使う事が出来ました。


<サイズ>


パッキングによってサイズは若干変わります。



<パッキングの一例>


ハイキング中にすぐに使いたいものを入れる事が多く、食料関係、行動着、レイン関係などを入れてパッキングする事が多いです。


キャンプした翌日に、結露で寝袋やテントが塗れる事があります。晴れた場所で乾かす為にもすぐに取り出し易いStuff Pack XLに入れて持ち歩く事もあります。


<素材>

X-Pac VX03

X-Pac VX03はバックパックのボトムにも使用しているX-Pac VX21より軽い軽量高性能素材です。30デニールダブルリップナイロンに、強度の高いブラックポリエステルX-Ply™、50デニールのポリエステルタ フタ、0.25milのPET film、ハイドロステート防水構造技術を組み合わせたユニークなマルチレイヤー素材になります。


完全防水の仕様ではありませんが、防水性が非常に高い素材ですのでハイキングで安心してお使いになっていただく事が出来ると思います。


重量:140g / sqm  引裂強度*タテ3.8kg ヨコ2kg 
*JIS L 1096 ペンジュラム法引裂検査



<背景>



 2012.1 Kepler Track

2012年の年始にMINIのテストの為にニュージーランドを2月間近くハイクしてきました。この時にMINIでは少し装備容量が足り無く、それを補う為に作ったのがファーストモデルになります。


 2013.1 Tongariro Northen Circuit

MINIで数泊のハイクを楽しむときには常に活躍し、素材を変えながら数多くのハイクを楽しんできました。MINIとStuff Pack XLのセットで、4泊5日で初夏の残雪期ハイクを楽しんできた事もあります。(その様子はこちらでご覧いただけます。)
 


<閉じ方>



巾着内側の布で抑えながら綴じてください。
中の荷物が汚れるのを防ぐと共に、荷物が多くてもきれいにパッキング出来ます。



<その他のパッキング例>








<使用上のご注意>
 完全防水の商品ではございません。
メーカーによっては25mmのバックルでも通らない可能性もございます。



JMT 由美子のメモ DAY11

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9/7(土)晴れ 朝6℃
Evolution Creek手前〜Muir Pass〜Helen LKから下がった池のほとり

テン場で朝ごはん食べてから出発。
いよいよクライマックスの一つMuir Pass越え
7:30〜 
Evolution Creekで釣り
Evolution LKで昼ごはん&つり

16:20 Muir Hut Pass越え 
トレイルが前回は雪でうまっていたけれど、トレイルをちゃんと歩くとわりと楽に感じた。
〜18:30 
池のほとりでテント場所がなく、おとなりさんと木をはさんでとなりに張らせてもらう。



出発進行。朝は割と寒い(夏目)


こんな滝が流れるエボリューションクリーク沿いを上がっていく。エボリューションクリークの渡渉で流されるとヤバイ。(夏目)

エボリューションクリークの渡渉

Evolution Creekの水量が少なくてびっくり。
今回初めて靴がぬれる渡渉とはいっても上手い事石の上とびのれば平気かも。(由美子)


EvolutionValleyの草原 すごく美しい。遠くに鹿の親子が見える。(夏目)


レンジャーステーションの手前で釣り。二匹釣れる。
釣り竿の先端を折ってしまう....。(由美子)


Meadow沿いの気持ち良いみち。この道好き。(由美子)

Evolution LK

Evolution LKも日射し強いけど、気温高くなく風が気持ち良い。お昼の為大休憩。(由美子)

我々の新たな楽しみ High シエラアイスコーヒー

ツナとマッシュポテト。マッシュポテトは水に溶けるから楽でいい。(夏目)


標高3800越えの景色がすばらしい。(由美子)


いくつもの湖を越えて歩いていく道。EvolutionValleyからミューアハットを繋ぐ道はJMTのハイライトの一つだと思う。(夏目)

 Muir Hut

ミューアハットはJMTの象徴だな〜。(由美子)


JMTの象徴的なジョンミューアを讃える山小屋。3泊~5泊のセクションハイクなら、レッズメドウ~トォルミーメドウもいいけど、VVR~ミューアハット~ビショップパスもいいと思う。人も少なくて、象徴的なミューアハットは山旅のゴールにもなる。(夏目)


ミューアハットからの下りも湖がたくさん。(夏目)




この日は少々歩かせ過ぎてしまって由美子はかなり疲れてしまった。(夏目)


今日の夕飯GOOD

レッズメドウで拾ったパスタと、アメリカで売っているフリーズドライの肉。まるごと肉が入っているのがいい。最近極食など日本でもがっつりとした肉のフリーズドライが手にはいるようになりましたね。(夏目)

焼き玄米+みそ汁

行動食 クリフバー

マッシュポテト+ツナ(味付けしっぱいしょっぱい)
ハイシエラアイスコーヒー

ウイスキー、コーヒー、ジャーキー
チキン&マッシュポテト
ビストロガノフパスタ(レッズメドウで手に入れた)



JMT 由美子のメモ DAY12

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9/8(日)朝2℃

Helen LK から下がった池のほとり〜BISHOP PASS分岐〜Deer Meadow

7:30 出発
〜すこし行った眺めの良い場所で朝ごはん。
ミリタリーなキルトを履いたおじさんに話しかけられる。
 今日はパス越えもなくわりとのんびりとした道。


夏目、目をひどくやられて疲れがたまっている。(由美子)


靴を交換してみた。LONE PEAKは割に歩きやすいかも。でも足首が少し不安(由美子)
(個人的にはこれまで履いた靴の中で一番感動したのがLONE PEAK。ただしJMTのようなアメリカのトレイルとの相性が良いのだと思うけど 夏目)


前回はBISHOP PASSの方へ。今日から自分達の未知のJMTを行く。(由美子)


途中の美しい池で昼ごはん&つり。(由美子)
先端が折れた竿をどうにか修復(夏目)

昼に食べたレンズ豆&ポンポンライスのすっぱいカレーがえらく美味しかった。(由美子)


疲れていたので、早めにテン場探し。今日はなかなかみつからず、早いもの勝ち状態。私達のテン場探しに後から来たおじさんハイカー2人組も「早いもの勝ちだね。」とか言ってさらに探して歩いていった。(由美子)


ラーメン+オーツ


レッズメドウでもらったレンズ豆のカレー
・コリアンダー
・ドライトマト
・レンズ豆
・ライス
・カルダモンン?
すごく美味しかった。すっぱいカレー。
ベジタリアン食だと思う。


焼き玄米+チキンカレー
昨晩の残りのパスタ。
 コーヒー
ウイスキー
サラミ

ごはんが足りないかも.....。
計算してみて朝は食べない方向で。


「第3回鎌倉ハイカーズミーティング」の振り返り vol.1

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2013年11月23日(土)勤労感謝の日、今年で3回目を迎えた「鎌倉ハイカーズミーティング」が開催されました。例年であれば、この振り返りを書くのは主催者である山と道の夏目さん。しかし、イベントの拡大に伴う諸般の事情により、今回、わたくしライターの根津(プロフィールは文末を参照ください)が担当することになりました。よろしくお願いいたします。

今回も大盛況のなか無事終了したこのイベント。都合がつかず足を運べなかった・・・参加したもののお目当てのコンテンツを見逃した・・・興味はあるけど遠方すぎる・・・そんな方々もいらっしゃったことでしょう。

そこで、これから3回にわたって、「第3回鎌倉ハイカーズミーティング」を振り返ります。参加した方もそうでなかった方も、このレポートをご覧になって「鎌倉ハイカーズミーティング」を体感し、何かしらの参考にしていただければ幸いです。



【鎌倉ハイカーズミーティングとは?】


山と道が、ハイキングカルチャーを広めるべく主宰しているイベント。同ブランドがウルトラライト系のガレージメーカーということもあり、根底にあるのは「ウルトラライトハイキング」の考え方。ただ、ULに限定しているわけではなく、それも含めハイキング全般について、その魅力を伝えていくことが目的である。

さまざまなアクティビティとこの場を通じて、山に行ったことがない人にハイキングの面白さを知ってもらったり、すでに経験がある人にハイキングの多様性を感じてもらったり、ハイカー同士が交流しあったり・・・。ひとり一人が新たな発見をし、ハイキングをもっともっと好きになる。そして日本に文化として根づいていく。それが山と道が抱きつづけている想い。

「鎌倉ハイカーズミーティング」は、ハイカーの、ハイカーによる、ハイカーのためのイベントなのである。



【アクティビティについて】


植物学者と歩く鎌倉ぶらハイク




「鎌倉宮〜獅子舞〜天園〜たからの庭」約6kmのセクションを植物学者である佐々木知幸氏と一緒に歩く、鎌倉ぶらハイク。このアクティビティでは、「トレイル上の植物たち」にフォーカスすることで見えてくるハイキングの魅力を味わった。

佐々木氏は森林生態学の専門家とあって、植物そのものだけではなく、土壌をはじめとした環境との関わりによって生まれる生態系にも詳しい。ひとつの植物から話がどんどん広がっていくため、驚きと発見の連続だった。


たとえば、参加者がサザンカを見てツバキと間違えたとき。
サザンカもツバキ科であり見た目はそっくり。学名はカメリアサザンカ、一方ツバキはカメリアジャポニカである。という話から始まり、ツバキはサザンカより葉が厚く、厚い葉っぱの木→アツバキ(厚葉木)→ツバキとなったという語源(諸説ある)に移り、さらにはツバキ油にも言及し生活との関わりへと転じていった。

また、ヨシ(葦)が生えているところでは。
ヨシとアシ(葦)は同じもので元々はアシと呼ばれていたが、「アシ=悪し」に通じるのを避けてヨシに変わった。あの吉原も、遊郭がアシが多い低湿地にあったので葦原(アシワラ)となるところを縁起をかついで吉原に(諸説ある)。たしかに楽しい夢の国なのでアシでは具合が悪いよね、と話す。

さらに、鎌倉では普通に生息しているというヤマトリカブトを見つけて。
トリカブトゆえ致死性の猛毒を持つ。さいわい鎌倉でこれによる殺人事件は起きていないようだ。ただ、トリカブトは地域によってDNAが異なるため、たとえ悪事に使ったとしても科捜研で調べたら足がついてしまうので注意したほうがいい、と冗談半分で促す。

もちろん、ここで挙げた話はほんの一部。6㎞のコースを3時間かけて歩き終えたときには、鎌倉の生態系だけではなく、日常生活や文化、歴史にまで詳しい知識人になったような気がした。


ハイキングの魅力は人それぞれである。ギアやウエアにこだわる人もいれば、食事にこだわる人もいる。 仲間とワイワイを好む人もいれば、独りならではの自由を好む人もいる。そもそも歩くこと自体が楽しいという人だっている。そして今回のように、植物や生態系を味わうのも大きな魅力のひとつである。

植物に興味がないハイカーも、きっと心動かされるはず。
ハイキングの世界は、大きく、広く、そして奥が深い、と改めて実感させられた。




MYOG 自作アルコールストーブを作ろう



昨年の鎌倉ハイカーズミーティングでも好評を博したこのワークショップ。講師はブログ「山より道具」でもおなじみ寺澤英明氏。彼は、2000年初頭からUL山道具にハマり、海外ガレージメーカーの道具を購入してレビューしつづけてきた人物。日本にULを広めたひとりである。

MYOGとは、Make Your Own Gearのこと。要は自作である。自分にとって使いやすい道具を自分でつくる。 このスタンス、精神はウルトラライトハイキングを支える重要なファクターでもある。

なかでも手軽につくることができるのが、アルコールストーブ。さまざまな種類があるのだが、今回選んだのはゴトク不要の「サイドバーナージェット型」。

このストーブ、なんと500ccの空き缶1本でつくれてしまう。工具もすべて100円ショップで手に入る。つくり方については、寺澤氏の著書「ウルトラライトハイキングギア」に詳しい。また、アルコールストーブのガレージメーカー「T's Stove」のサイトも参考にしてみるといいだろう。

参加者の多くは自作未経験者。寺澤氏が丁寧に手順を説明しながら一緒につくっていく。分からない箇所があればすぐに教えてもらえるので、初めての人も30〜40分程度で見事完成。その後、燃焼実験に移る。自分でつくったアルコールストーブからきれいな青色の炎が立ち上がると、感嘆の声があがった。自分で自分の道具をつくる、これは想像以上に楽しい行為なのである。


“自作”はULハイキングの第一歩でもあるし、つくることによって道具への理解が深まり、使い方もより習熟し、そして自らのハイキングのスタイルが確立されていく。今年参加できなかった方は、ぜひ来年参加してほしい。




シルクスクリーンワークショップ




シルクスクリーンとは、インクが通過する穴とインクが通過しないところを作ることで版画の版を製版し、印刷する技法のこと。ワークショップでは、この技法を用いて、各自が持参した無地のTシャツやトートバッグにプリントをした。

講師は、ガレージメーカー「ハリヤマプロダクション」の三浦卓也氏。参加者が各アイテムに印刷し、自分だけのオリジナルグッズをつくるのである。


アルコールストーブのように100円ショップの道具で・・・とはいかないが、自作の楽しさを実感できる貴重なワークショップ。ここでしか手に入らないデザイン、どこにも売っていない商品だけに、完成した際には参加者全員が満足感でいっぱいの表情をしていた。

オール既製品ではなく、自分でつくったものと一緒にハイキングに出かけてみる。そこにはきっと、新しい発見とたくさんの楽しさが待っているはずだ。


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根津さんありがとうございます。
来週月曜日に第二回へと続きます!!(夏目)





筆者プロフィール

 

根津 貴央(ねづ たかひさ)

1976年、栃木県宇都宮市生まれ。アウトドア関連の雑誌を中心に活動するフリーランスライター。2012年、2013年と連続でアメリカ3大ロングトレイルのひとつ「パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)」を歩く。2012年のときに山と道サコッシュを使っていたことがきっかけで、夏目夫妻と知り合う。現在、BE-PALのWEBサイトでPCTの紀行文を連載中。Facebookページはハイカー根津


「第3回鎌倉ハイカーズミーティング」の振り返り vol.2

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ライターの根津です。振り返りvol.2をお送りします。



前回の内容はワークショップ中心でしたが、今回は歩き方やギアの紹介&使い方、パッキングのコツなど、Tips中心の内容。興味を抱いたポイントがありましたら、ぜひ自分のハイキングスタイルに取り入れてみてください。



ナチュラルラン+ハイク講習


「ナチュラルラン」という言葉をご存知だろうか?
直訳すると、自然な走り。実はいま、多くの人の走り方は自然ではない。結果、元来人間が持っている体の機能が充分に使われなかったり、過度な負担がかかってケガをしたりする。そこで、本来の自然な走り方を学ぼう、というのがこの講習の目的である。

原理原則は、走ることだけではなく歩くことにも共通するため、ナチュラルハイクという言葉自体はないが「ナチュラルラン+ハイク講座」としている。

講師は、アルトラやルナサンダルの日本における代理店である株式会社 ロータスの福地孝氏。彼はトレーナー兼アメリカナチュラルランニングコーチ有資格者で、ナチュラルランニングのプロフェッショナルである。


講座では、まず「ナチュラルラン+ハイク」の基本概念の説明から。次に、参加者全員で目をつぶりその場で5回足踏みをする。すると、ほとんどの人のつま先は外側に向く。これはどういうことかというと、走った(歩いた)ときに体がまっすぐ前に動くのに対して、足はまっすぐではなく外に向いているということ。結果、足首の関節が内側に倒れ込み、ねじりの力が加わることで関節への負担が増え、ヒザが痛くなったりするのだそうだ。正しいフォームは、つま先、ひざ、腰、背中までが真っすぐに揃うことである。

そして今度は、全員裸足になる。両手で耳をふさぎ、歩いてみる。最初の4歩はミッドフット/フォアフットストライク(つま先側での着地)、次の4歩はヒールストライク(かかと着地)と、交互に着地の仕方を変えて進む。後者の場合、かなりの衝撃音が聞こえてくる。この目的は、足からのシグナルに耳を傾けること。

裸足で捻挫をする人はいないという。足を必要以上に守るシューズを履けば履くほどシグナルは聞こえず、衝撃に鈍感になり、ケガにつながってしまうのだ。裸足になれば、自然と小股になり衝撃を吸収する動きが生まれるのである。それが、人間に備わっている能力なのだ。





実は私も、ナチュラルラン(ハイク)を実践者である。アメリカ3大ロングトレイルのひとつPCTを歩く前、福地氏の座学を受けた。PCTのスルーハイクには600万歩を要すると言われており、負担を軽減してケガを防ぐべく意識するようになったのだ。くわえて、道具に頼りすぎず、自分の能力や創意工夫を最大限活かすという行為は、ウルトラライトハイキングの考え方にも通じる。これも、ナチュラルラン(ハイク)に関心を抱いた理由である。

ナチュラルラン(ハイク)のメリットをまとめると下記のようになるだろう。

1)人間が持っている機能を充分に発揮できる
2)走る(歩く)際の安定感が増す
3)ケガの予防になる

少しでも興味を持った人は、ぜひアルトラのサイトを見てほしい。より詳しい情報はもちろんのこと、ナチュラルラン(ハイク)を行なう上で最適なシューズも紹介している。



タープ講習


山小屋ではなくテント泊をする際、多くの初心者が自立式テントを選ぶ。しかし、テントはあくまで野営時におけるシェルターのひとつであり、その他にもフロアレスシェルターやツェルト、タープなどがある。

なかでも、タープは「設営が難しそう」「密閉感がなく不安」というイメージから手にされにくいが、実際は非常に使い勝手がよく機能的なシェルターである。

そこで今回、タープの魅力を伝えるべく、初心者向けの体験講座が行なわれた。

講師は、ハイカー“BB”としてウルトラライトハイキングをいち早く実践し、「ハイカーズデポ ハイカーサコッシュ"BB"スタイル」の産みの親でもある、細田隆氏。ジョン・ミューア・トレイルのスルーハイカーでもある。


一般的に、2本のポールを用いた張り方(写真右)がオーソドックスだと思われている。しかし、実はこのスタイル、手間もかかるし、結露も多いし、どちらかと言えば非常用。天気がいい場合であれば、1本のポールだけを用いた張り方(写真左)のほうがラクである、という説明から講座はスタートした。

タープの利点のひとつは、撤収の容易さ。
そこで、細田氏自身がタイムを計測しながら撤収をしてみる。すると、たった30秒で済んでしまう。一方テントの場合、逆さにして乾かす必要性もあったりして、なんだかんだで30分以上はかかってしまうことが多い。

次に、ふたたびタープを設営してみる。結果、タイムは50秒強。1分足らずで張ることができるのだ。講師がベテランだから早いのでは?と思われるかもしれないが、そうではない。実際、参加者にやらせてみたところ、大差ない時間で設営することができた。これには、参加者の方々も一様に驚いていた。

写真:漆戸美保


タープは、一枚の布であり、非自立式ということから、扱いが難しいと思われがちである。初心者に勧める人も少なく、事前によく練習しておくように言われたりするのだが、実はそうではないのだ。

私もタープ愛用者である。今年の9月から1カ月にわたりPCTを歩いたときも、毎日使用していた。

タープのメリットをまとめると下記のようになるだろう。

1)設営・撤収がカンタン
2)とても軽量である
3)自然との一体感が味わえる




密閉度が低く開放的がゆえに、テントに比べて危険や不安を抱く人が多いのは事実である。しかし、細田氏は安心感と安全は異なると考える。たとえば安心感を得ようとしてテントを用いた場合、自分を取りまく自然を「見えないもの」「感じないもの」として遮ってしまう。安心感はあるかもしれないが、安全かというと決してそうではない。自分の周囲に気を配れるような環境に身を置くことこそが、より安全なのだ。




メーカープレゼン(山と道)


山と道の夏目彰氏によるプレゼン。バックパックMINIを用いて、パッキング術を披露した。


寝袋は、山と道の発送用袋(ポリエチレン製)に入れ、さらにパックライナーに収納する。ロングハイクの際は、この両方を使用することが多いとのこと。長期ではない場合は、発送用袋のみ。理由としては、ナイロンをコーティングしたパックライナーより防水性が高いと考えているからだそうだ。また替えの衣料品や行動着などもナイロンのスタッフバックを使わずに、防水性の高いジプロックに収納しているとのこと。

ちなみに、寝袋はアメリカのガレージメーカーJacks ‘R’Betterのもの。防寒着としても着用できる構造になっているため、ダウンジャケットいらずである。

またスリーピングマットは、バックパックの背面パッドにしているMINI付属のミニマリスト・パッドと、休憩時にも使える短いバックパッド15+(バックパックに外付け)を組み合わせて使用している。

最後に、雨が降って来たときには・・・と言って、バックパックを背負ったままゴーライトのクロムドームをさっと取り出す。その所作がとても美しかった。


背面パッドをスリーピングマットに、寝袋を防寒着に。
兼用できるギアを用いることで軽量化を図る。これは、まさにウルトラライトの手本と言えるだろう。




メーカープレゼン(OMM)


UKのアドベンチャーレースブランドであるOMM(オリジナルマウンテンマラソン)。その日本代理店である株式会社ノマディクスの千代田高史氏、小峯秀行氏によるプレゼン。主に、OMMの代表的なバックパック、クラシック25Lクラシック32Lの紹介を行なった。


OMMのバックパックは、ファストパッキングで使用される。ファストパッキングは、スピードハイキングと同義であると捉えていい。簡単に言えば、ハイキングに走るという要素を加えたものである。

OMMが開催しているレースにおいて、走る際に欠かせないのが軽量化。ウルトラライトとクロスオーバーする部分があるため、同ブランドのバックパックは、いまやULハイカーやトレイルランナーにも支持されているのだ。


特徴は、背面長の短さ。腰荷重はいっさいなく、背中のみで支える構造である。ショルダーストラップを引いて、できるだけ荷重を肩から肩甲骨のあたりに持ってくる。そうすることでバックパックが背中と一体化し、走っても左右に振られることがないのだ。

すでにファストパッキングを実践している人はもちろんのこと、ハイカーやトレイルランナーにも試してほしいバックパックである。





メーカープレゼン(ハイランドデザイン)


ウルトラライトハイキングとロングトレイルの専門店「ハイカーズデポ」の土屋智哉氏によるプレゼン。同ショップでは、ハイランドデザインというブランド名で、オリジナル商品を展開している。


今回紹介したのは、新商品であるウィンターダウンバッグUDD

従来、湿気によるダウンの機能低下に対する解決策は、ダウンのシェル表面の撥水コーティングであった。しかし、表面を撥水加工すると、発汗等による内側からの湿気が放出されず結露してしまうという欠点があった。

そこで考えたのが、ダウン自体に対する超撥水加工。
撥水ダウンは水をはじくだけではない。撥水加工によりダウンにハリとコシが生まれ、圧縮しても戻りやすくなる。つまり復元力が高いため、かさ高(ふくらみ)が維持され、結果、温かさが保たれるのである。

しかも、重量は−12℃以下の冬用としては驚きの885g。詳しくは、同ブランドのサイトに譲るが、非常に画期的な寝袋である。


最後に。プレゼンで印象的だったのは、土屋氏が聞き手に対してこの商品を押し付けるのではなく「あくまで選択肢のひとつとして」と話していたこと。そこには、ウルトラライトハイキングというものは、ウルトラライトギアを揃えることとイコールではない、という考えがあるからではないだろうか。






筆者プロフィール






根津 貴央(ねづ たかひさ)

1976年、栃木県宇都宮市生まれ。アウトドア関連の雑誌を中心に活動するフリーランスライター。2012年、2013年と連続でアメリカ3大ロングトレイルのひとつ「パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)」を歩く。2012年のときに山と道サコッシュを使っていたことがきっかけで、夏目夫妻と知り合う。現在、BE-PALのWEBサイトでPCTの紀行文を連載中。Facebookページはハイカー根津




JMT 由美子のメモ DAY13

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9/9(月)晴れ 朝6℃ 昼20℃

Deer Meadow〜Mather Pass〜Bench LK との分岐の池のほとり(最高のテン場

7:00 出発。ごはんは食べず。

Pallsade Lakesながめながら11:00頃ごはん
レンジャーの人達がトレイルの整備をしていた。

12:00 Mathr Passてっぺん
何も考えずにもくもくと登る。気温がそこまで高くなく日差しもそこまでてりつけづ、気持ち良い晴れ。てっぺんでHigh シエラアイスコーヒー。5時間もかかった気がしなかった。Passの向こう側は岩々&砂ってかんじではてしなく荒涼としている。どことなくトンガリロ(NZのトレイルの一つ)景色が似ている。残雪期は滑落しそう...。

森林限界終わって森あるき。
行動食が日数を割っているのでかなりきりつめて食べている。わりと腹ぺこ。
夏目は今日の分は夕方には完食してしまっていた。
最後にテン場を求めて登り切ったら、良さげな池?湖?をみつけて、ストーンサークルもあるテン場に張る。この旅でいちばん眺めが良いいい場所かもしれない。
 〜
16:00 テン場着




朝・昼 いっしょ
カップヌードル ノーマル味x1コを2人で
最高にながめの良い場所で。
カップヌードルのCMに良さげな景色で食べるおいしい味。
ほんとうまい〜!!

行動食
夏目:穀物とフルーツバーx1本
由美子:クリフバー 半分
VVRのおじさんオススメ。そんなにおいしくないけどナチュラルなもの。


服部先生の野菜カレー クスクス+オーツ(わりかし多め)一人分を2人で
サラミ一人分3切れづつ
ウイスキー ちょびっと →量が半分以下に。
夕飯御飯計画見直しの為この日は少なめ。お腹が減りはじめて来た頃なので、足りなかった...。空腹で眠れない事はなかったけれど。

HMG&ULAを背負った超早いハイカーカップルに朝会う。イヤホンしながらガシガシのぼってた。あれがULハイカーのスピードかぁ!と感じる。

ゴーライト背負ったおじさん2人組とMather Passでハイタッチ。昨日から行程が一緒。

5人組 内2人男性がモンベル米仕様ウインドシャツ。一人がシロギア背負っていた。


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